Q.転職を考えるべきタイミングってどんなときですか?
A.成長角度が鈍化したときです。
このような質問をしてくるということは、転職する気はそこまでなさそうですね。特に今の会社や仕事に不満があるわけではないのでしょう。それでも漠然とした不安を抱えているから、こういった質問をしてくれたのかもしれません。
私の考えでは、転職を考えるのは成長角度が鈍化したときです。似て非なるものですが「成長がなくなったとき(成長角度が0になったとき)」ではありません。その時ではもうすでに遅いのです。
成長がなくなった状態というのは、日々の仕事がルーチンワークで、決まった仕事をこなしている状態です。この状態になってしまうと、以前のような成長角度をつけるのに苦労します。
だからこうなる前に、少なくとも社内で新しい部署への異動を願い出たり、新しいプロジェクトに参加したりすべきです。そしそれが難しいのであれば、転職を検討するのが良いと思います。
(本記事は『若手社会人の キャリアデザイン相談所』からの転載です)
『若手社会人のキャリアデザイン相談所』を始めた理由
若手社会人は社会に出てすぐ仕事を覚えなければならない一方で、将来を見据えてキャリアを考えなければなりません。
このグループでは様々な業界、職種、働き方の同世代(主に20代の若手社内人)が集まって
- キャリア観を共有したり
- 普段の仕事の悩みを解決したり
- リアルな場で横で繋がったり
することで、キャリアをデザインするお手伝いがしたいと思っています。
私自身、複数の業界で「社員」として、「社長」として、「フリーランス」としてキャリアをデザインしてきたので、皆さんと交流するなかで皆さんのキャリアをデザインし、さらにまだ見ぬ「未来のキャリア」というものもデザインできたらと考えています。
発起人
黒田 悠介
(フリーランス ビジネスデザイナー/UXプランナー/キャリアコンサルタント)
発起人のブログ