Q.上司への報連相が難しいです。コツありますか?
A.どんなコミュニケーションでも、相手の立場を考えましょう。
上司は部下であるあなたに仕事を任せます。あなたに任せた仕事がどんな状況なのか常に知りたいけど、こちらからあんまり「進捗どう?」みたいに聞くのもマネジメントの仕方としてよくない。だから自主的に報告・連絡・相談してくれるのを待ってみよう、という心境です。
例えばあなたが資料作成を依頼されたとします。上司の心境はどうなっているのか想像してみてください。たぶんこんな感じ。
「お願いした資料、いつ着手するのかな」
「方針はちゃんと伝わっているかな」
「引っ掛かりそうなポイントがあるけど大丈夫かな」
「今は何割くらいできているのかな」
「いつ完成するかな」
こういう想像ができると、報告・連絡・相談のタイミングが掴めますよね。具体的には、
着手のタイミングで方針を連絡し、引っかかるポイントが出てきたらすぐに相談し、何割くらいできているのか定期的に報告し、完成したら連絡を入れる。
こんな感じでしょう。
大事なのは、相手の心境を察知することです。これは上司と部下の関係に限らず、あらゆるビジネスシーンで必要なスキルですから、日々の仕事から磨いていきましょう。
(本記事は『若手社会人の キャリアデザイン相談所』からの転載です)
『若手社会人のキャリアデザイン相談所』を始めた理由
若手社会人は社会に出てすぐ仕事を覚えなければならない一方で、将来を見据えてキャリアを考えなければなりません。
このグループでは様々な業界、職種、働き方の同世代(主に20代の若手社内人)が集まって
- キャリア観を共有したり
- 普段の仕事の悩みを解決したり
- リアルな場で横で繋がったり
することで、キャリアをデザインするお手伝いがしたいと思っています。
私自身、複数の業界で「社員」として、「社長」として、「フリーランス」としてキャリアをデザインしてきたので、皆さんと交流するなかで皆さんのキャリアをデザインし、さらにまだ見ぬ「未来のキャリア」というものもデザインできたらと考えています。
発起人
黒田 悠介
(フリーランス ビジネスデザイナー/UXプランナー/キャリアコンサルタント)
発起人のブログ