文系フリーランスって 食べていけるの?

元ITベンチャー社長がフリーランスに転身。デザインもプログラミングもできないフリーランスは食べていけるのでしょうか?自分で実験しています。今やっている仕事は新規事業ディスカッションパートナー、新規事業コンサルティング、ビジネスデザイン、UXプランニング。常時4~6社と契約しています。非公開メニューもあるので、事業拡大をしたい方はご連絡ください。お問い合わせはfacebookメッセージでお願いします。運営者:黒田 悠介(Yusuke Kuroda)

Q.仕事にやりがいって必要ですか?成果に応じてお金をもらえればそれで良いと思うのですが・・・

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A.こんな話があります。


世界中を回っている旅人が,ある町はずれの1本道を歩いていると,1人の男が道の脇で難しそうな顔をしてレンガを積んでいました。

旅人は,その男のそばに立ち止まってたずねました。
「ここでいったい何をしているのですか?」

すると,男はこう答えました。
「見ればわかるだろう。レンガ積みをしているのさ。毎日毎日,雨の日も強い風の日も,暑い日も寒い日も1日中レンガ積みだ。なんでオレはこんなことをしなければならないのか,まったくついてない。」

旅人は,その男に「大変ですね」と慰めの言葉を残して,歩き続けました。

しばらく行くと,一生懸命レンガを積んでいる別の男に出会いました。
しかし,その男は,先ほどの男ほどつらそうには見えませんでした。

そこで,また旅人はたずねました。
「ここでいったい何をしているのですか?」

すると,男はこう答えました。
「オレはね,ここで大きな壁を作っているんだよ。これがオレの仕事でね。」

旅人は「それは大変ですね」と,いたわりの言葉をかけました。
すると,意外な言葉が返ってきました。

「なんてことはないよ。この仕事でオレは家族を養ってるんだ。この仕事があるから家族全員が食べていけるのだから,大変だなんて言ったらバチが当たるよ。」

旅人は,その男に励ましの言葉を残して歩き続けました。

さらにもう少し歩くと,別の男がいきいきと楽しそうにレンガを積んでい
ました。

旅人は興味深くたずねました。
「ここで,いったい何をしているのですか?」

すると,男は目を輝かせてこう答えました。
「ああ,オレたちのことかい?オレたちは歴史に残る偉大な大聖堂をつくっているんだ。」

旅人は「それは大変ですね」と,いたわりの言葉をかけました。
すると男は,楽しそうにこう返してきました。

「とんでもない。ここで多くの人が祝福を受け,悲しみを払うんだ!素晴らしいだろう!」

旅人は,その男にお礼の言葉を残して,元気いっぱいに歩き始めました。

 


何を感じるかは、アナタ次第。

 

(本記事は『若手社会人の キャリアデザイン相談所』からの転載です)

 

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『若手社会人のキャリアデザイン相談所』を始めた理由


若手社会人は社会に出てすぐ仕事を覚えなければならない一方で、将来を見据えてキャリアを考えなければなりません。
このグループでは様々な業界、職種、働き方の同世代(主に20代の若手社内人)が集まって

  • キャリア観を共有したり
  • 普段の仕事の悩みを解決したり
  • リアルな場で横で繋がったり

することで、キャリアをデザインするお手伝いがしたいと思っています。

私自身、複数の業界で「社員」として、「社長」として、「フリーランス」としてキャリアをデザインしてきたので、皆さんと交流するなかで皆さんのキャリアをデザインし、さらにまだ見ぬ「未来のキャリア」というものもデザインできたらと考えています。

 

発起人

黒田 悠介
フリーランス ビジネスデザイナー/UXプランナー/キャリアコンサルタント

 


発起人のブログ

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